弁護士に、この本探してここ、コピーしといて、なんて言われることがあります。
単なる手控えとして使うのか、裁判資料として使うつもりなのか、この時点ではわかりませんね。
なのでこういう時には、必要充分な方に合わせてコピーするのが無難です。
あとで足りない、となると面倒ですからね
本のコピーの仕方
改めて書くほどなんも難しいことはないのですが、
- 表紙をコピーする
- 該当箇所をコピーする
- 奥付をコピーする
基本はこの3ヶ所です。
カラーのある資料の場合どうするか、はあらかじめ弁護士に確認しておきます。事務所にカラーコピーがある場合は、カラーでとることが多いかな、と思います。
弁護士によっては、中表紙も必須、と言われていたこともありますが例外だと思います。
奥付とは?
奥付(おくづけ)とは、本の本文が終わった後や巻末に設けられる書誌に関する事項(書誌事項)が記述されている部分。
出典元:ウィキペディア
作者名、出版社名などが書いてあるページです。
コピー資料の仕上げ方
手控えにする場合
弁護士によって好みは様々です。
字は大きめで読みたい。
紙で読みたいから見開き状態は嫌
枚数多いの嫌だから両面コピーがいい
PDFにしておいてほしい
お好みに応じて仕上げるのがいいです。
証拠として提出する場合
各事務所、各弁護士によって決まりや好みがあるかもしれません。その場合は合わせてください。縮小、拡大を避けあくまで等倍にこだわる先生もいます。
以下はあくまで私のやり方です
見開きは避ける。1ページ1枚にする
両面コピーは避ける。
大きさはA4に揃える。原稿が小さい場合は拡大か、等倍のままA4にコピー。大きい場合は基本縮小。
現在の裁判記録の基本の大きさはA4です。なので見やすさ、管理のしやすさからA4になるべく統一します。
A4以上だと折らなくてはいけないので手間が増えます。(図面など、細かい資料を細部まで見せたい場合は例外です)
見開きだと閉じた時に文字の向きが変わることが多く、見にくいので避けています。
本のコピーの仕方まとめ
今回は書籍資料のコピーの仕方をまとめました。基本的なことなのですが、意外と聞かれることが多いです。
書籍のコピーの仕方は
- 表紙のコピー
- 該当箇所のコピー
- 奥付のコピー
資料の仕上げ方は
- 手控え資料は、弁護士の使いやすいように好みに合わせて
- 書証として提出する場合は、記録に閉じた時に見やすいように
を基準としています。
事務所によりやり方は様々だとは思いますが、参考にしてみてください。